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公立中の選抜チームが、
全国へ

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2026年10月9日取材・文 横浜青葉チャンネル編集部

青葉区の公立中学校の野球部員が集まった選抜チーム「青葉スピリッツ」が、来年3月の全国大会に出ます。タウンニュースによると、横浜市の公立校のチームが全国に進むのは初めてです。設立3年目、ふだんは別々の学校でプレーする42人が、どうやって県の決勝まで勝ち上がったのか。大会の公式記録で、4試合をたどりました。

この記事のポイント

01

横浜市の公立校チームで、初めての全国

県予選で準優勝し、来年3月の全国大会への出場が決まりました。神奈川からは優勝の相陽クラブと、青葉スピリッツの2チームが出ます。

02

いちばん苦しかったのは、0対0の準々決勝

藤沢市立片瀬中との準々決勝は、延長までもつれて0対0。タイブレークで5対2と勝ち切りました。

03

ふだんは別々の学校の42人

各中学校の野球部員が、月1回の練習と夏の集中練習だけで一つのチームになっています。今夏は横浜市の大会で初優勝しました。

県の決勝までの4試合

学校の部活が、ひとつのチームになる

青葉スピリッツは、青葉区の公立中学校の野球部員が集まった選抜チームです。できてから3年目。今のメンバーは42人で、ふだんはそれぞれの学校の野球部で練習しています。

全員がそろうのは、月に1回の練習と、夏からの集中練習のときだけです。代表や監督は、区内の中学校の先生たちが務めています。

この夏、チームは横浜市の夏季大会で初めて優勝しました。その勢いのまま、9月の県予選に進みます。

0対0のまま、延長へ

県予選の1回戦は、鎌倉軟式野球クラブに4対1で勝ちました。

山場は準々決勝でした。相手は藤沢市立片瀬中。1回戦で11点を取って勝ち上がってきたチームです。試合は両チームとも点が入らないまま、8回まで0対0。延長タイブレークに入りました。

流れを変えたのは走塁です。タイブレークの9回、相手の守りのすきを突いてタッチアップを決め、流れを引き寄せます。結果は5対2。チームが目指してきた「負けない野球、失点しない野球」が、そのまま形になった試合でした。

4日後の9月26日、準決勝で川崎の麻生ベースボールクラブと対戦しました。終盤のピンチをバッテリーの連携でしのぎ、2対1で逃げ切りました。

同じ日の決勝の相手は、相模原の相陽クラブ。3対6で敗れて準優勝でしたが、神奈川からは上位2チームが全国大会に出られます。こうして、横浜市の公立校のチームとして初めての全国が決まりました。

クラブチームや私立と並んで

県予選に出た16チームのうち、8チームはクラブチームでした。全国大会はさらに顔ぶれが厚く、優勝は2025年と2024年が石川の星稜中、2026年が群馬の桐生大学附属中と、私立の強豪が続いています。

そのなかに、学校の部活の選手が集まったチームが入っていきます。主将の高手椋三さん(あかね台中2年)は「自分だけでなく全員でつかみ取った全国。負けない野球を基礎から徹底して挑みたい」と話しています。投手は高手さんと村下央馬さん(谷本中2年)の二本柱です。

監督の木村康人先生(あかね台中)は「これまでのつながりが結実した。チーム青葉区として一戦一戦を勝ちにいきたい」と話しています。

全国大会は、来年の3月

全国大会は、タウンニュースによると2027年3月19日に開幕します。全日本軟式野球連盟からは、日程と会場はまだ発表されていません(前回の第17回は、岡山県倉敷市などで3月20日から開かれました)。中学1・2年生(新2・3年生)による新人戦の全国大会で、高校野球の「春のセンバツ」のような憧れの大会になるようにと、2010年に始まりました。

チームは、選手たちの遠征費を集めるため、クラウドファンディングを予定しています。始まったら、このサイトでもお知らせします。

この夏には、市ケ尾高校の野球部が創部53年目で初めて夏の神奈川大会ベスト8に入りました。青葉区の公立校の野球が、続けて大きな舞台に立とうとしています。

県予選の4試合

神奈川県野球連盟の組み合わせ・結果表から。会場はいずれも寒川町の川とのふれあい公園野球場と茅ヶ崎公園野球場。
日付回戦相手スコア
9月19日1回戦鎌倉軟式野球クラブ○ 4-1
9月22日準々決勝藤沢市立片瀬中○ 0-0(タイブレーク5-2)
9月26日準決勝麻生ベースボールクラブ(川崎)○ 2-1
9月26日決勝相陽クラブ(相模原)● 3-6

この記事の情報について

チーム
青葉スピリッツ(青葉区の公立中学校の選抜チーム)
設立
3年目
部員
42人(ふだんは各中学校の野球部に所属)
県予選
準優勝(2026年9月19日・22日・26日)
全国大会
文部科学大臣杯 第18回全日本少年春季軟式野球大会(2027年3月19日開幕)
写真
ヘッダー・サムネイルは生成AIのイメージ(実際の会場・チームではありません)
横浜市の公立校チームとして
初めての全国大会
試合の結果は、神奈川県野球連盟が公表した「文部科学大臣杯第18回全日本少年春季軟式野球大会 神奈川県予選」の組み合わせ・結果表によります。チームの成り立ちや選手・監督の言葉は、タウンニュース青葉区版(2026年10月8日)の取材記事をもとにしています。全国大会の歴代優勝校と大会の成り立ちは全日本軟式野球連盟の公式サイトによります。全国大会の開幕日はタウンニュースの記事によるもので、会場や組み合わせは発表され次第この記事に書き足します。ヘッダーとサムネイルのグラウンドの写真は生成AIで作ったイメージで、実際の会場やチームの写真ではありません。

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