🔴横浜市教育委員会は9月6日、市立の小・中学校と義務教育学校について、7日は一斉休校とすることを決めました。市立高校・特別支援学校も対象です。青葉区の学校もすべて休みです。気象庁は神奈川県を含む1都3県に「線状降水帯半日前予測」を発表しており、6日夜遅くから7日昼前にかけて線状降水帯が発生する可能性があります。JR横浜線は7日の始発から減便。あわせて、青葉区で知っておくと役に立つことが3つあります。①大雨のときの避難場所は、地震のときの41か所とは別で、川の流域ごとに18か所が決まっている ②区内には土砂災害警戒区域が130か所ある ③下水道が流せる雨は1時間あたり50〜60ミリで、それを超えると道路や地下が浸水する。この記事にまとめておきます。
横浜市教育委員会が9月6日に決定しました。市立の小学校・中学校・義務教育学校が一斉休校で、市立高校と特別支援学校も対象です。青葉区の学校もすべて休みになります。⭐️放課後キッズクラブは、土砂災害警戒区域にある16校が原則閉所となりましたが、この16校に青葉区の学校は入っていません。ただし開所の可否は当日の警報次第なので、行く前に電話で確認してください。
気象庁は9月6日、東京・埼玉・神奈川・千葉に「線状降水帯半日前予測」を発表しました。⚠️6日夜遅くから7日昼前にかけてが対象時間です。線状降水帯は同じ場所に非常に激しい雨が降り続く現象で、災害の危険度が急激に上がります。関東甲信地方の24時間降水量は250ミリが予想されています(6日午前6時〜7日午前6時)。
青葉区には地域防災拠点が41か所ありますが、これは地震で家が倒れたときに行く場所です。大雨や台風のときに開設されるのは、川の流域ごとに選ばれた18か所。⚠️「近所の小学校に行けばいい」と思っていると、開いていない可能性があります。自分の家がどの川の流域かで行き先が変わります。
区内には土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)が130か所あります。青葉区は坂と切り土の造成地が多く、長雨で地面が水を含んだ後に激しい雨が来る、という今回のような降り方が最も危ない形です。あわせて、下水道が流せる雨は1時間50〜60ミリまで。それを超えると、川から離れた場所でも道路や地下、半地下の駐車場に水が出ます。
恩田川には高瀬橋と浅山橋、鶴見川にも観測所があり、水位はリアルタイムで公開されています。⭐️見るべきは数字そのものではなく段階です。氾濫注意水位→避難判断水位→氾濫危険水位の順に上がり、避難判断水位に達したら避難情報を確認する段階、氾濫危険水位はいつ氾濫してもおかしくない状態です。
JR東日本は9月6日19時20分の発表で、荒天予想のため横浜線は7日の始発から本数を減らして運転するとしています。⚠️本数が減るぶん駅の混雑と所要時間が増えます。東急田園都市線・こどもの国線と市営地下鉄ブルーラインは9月6日20時時点で平常運転ですが、当日の朝に必ず確認してください。
🔴まず、いちばん影響が大きい話から。横浜市教育委員会は9月6日、市立学校を7日は一斉休校にすると決めました。対象は市立の小学校・中学校・義務教育学校で、市立高校と特別支援学校も含まれます。青葉区の学校もすべて休みです。保護者の方には「すぐーる」で通知が届いています。
⭐️放課後キッズクラブについては、土砂災害警戒区域にある16校が原則閉所となりました。鶴見区の寺尾小・上寺尾小、神奈川区の浦島小、西区の宮谷小、中区の本町小、南区の永田小・南小、旭区の笹野台小、磯子区の岡村小、金沢区の能見台小・瀬ケ崎小、港北区の城郷小、栄区の飯島小、戸塚区の秋葉小・名瀬小、都筑区の折本小。⭐️このリストに青葉区の学校は入っていません。ただし、午前11時までにレベル4の警報が出ていなくて安全が確認できれば開所する、という条件付きの扱いです。⚠️行く前に必ず電話で確認してください。
そして今回、気象庁は9月6日に東京・埼玉・神奈川・千葉に「線状降水帯半日前予測」を発表しています。対象は6日夜遅くから7日昼前にかけて。⚠️線状降水帯は、発達した雨雲が同じ場所に次々と流れ込んで、非常に激しい雨が降り続く現象です。これが起きると災害の危険度が数時間で急激に上がります。関東甲信地方の24時間降水量は250ミリが予想されています(6日午前6時から7日午前6時)。今回の雨は、本州南岸に停滞する秋雨前線に、台風24号から流れ込む湿った空気が重なる形です。
気象庁が9月6日17時に出した神奈川県の予報では、7日は「雨、夜くもり」で、所により明け方まで雷を伴い非常に激しく降るとされています。「非常に激しい雨」は1時間に50ミリ以上の雨を指す気象庁の用語です。降水確率は、6日18時から7日6時までが100%、7日の午前が80%、午後が70%。前線が本州付近に北上してくることによる雨で、6日の日中からすでに降り続いています。
つまり今回は、地面が水を含んだ状態のところに、強い雨が上乗せされる形です。青葉区で気にすべきなのは、この降り方です。
青葉区の地形は、鶴見川と恩田川に向かって台地が削られた谷が入り込んでいて、坂が多い。⭐️神奈川県の資料では、区内に土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)が130か所指定されています(2026年4月24日現在)。長雨のあとの強い雨は、崖や擁壁にとっていちばん条件が悪い。区内の警戒区域は県のサイトで地図として公開されていますので、坂の下や崖のそばにお住まいの方は、一度自分の家の位置を確かめておく価値があります。
もうひとつ、川から離れていても起きるのが内水氾濫です。横浜市が下水道で流せるように整備している雨は、1時間あたり概ね50〜60ミリ。地盤の高いところは50ミリ、低いところは60ミリが目標水準です。⚠️今回予想されている「非常に激しい雨」は、まさにこの水準を超えてくる雨です。超えるとどうなるかというと、雨水が管に入りきらず、マンホールや側溝から溢れます。道路の低いところ、アンダーパス、半地下の駐車場、地下の店舗に水が入るのはこの現象です。川が溢れていなくても起きます。
では避難場所はどこか。ここが青葉区でいちばん誤解されやすいところです。区内には地域防災拠点が41か所ありますが、これは震災時避難場所です。地震で家が倒壊した、あるいは倒壊の危険があるときに行く場所として、小・中学校が指定されています。大雨のときの避難先ではありません。
大雨・台風のときに開設が見込まれるのは、川の流域ごとに選ばれた18か所です。鶴見川沿いに6か所、早渕川沿いに5か所(うち荏田小学校は都筑区)、恩田川沿いに2か所、奈良川沿いに4か所、黒須田川沿いに1か所。上の表にまとめました。⭐️自分の家がどの川の流域にあるかで行き先が変わるので、いま調べて家族で共有しておくのがいちばん確実です。
ただし、この18か所が全部開くわけではありません。実際に開設される場所は地域の状況に応じて決まり、テレビ・ラジオ・横浜市と青葉区のホームページ・青葉区防災アプリで発表されます。🔴避難する前に、開いているかどうかを確認してください。
そして、避難場所に行くことだけが避難ではありません。上の階に上がる、頑丈な建物にいる親戚や友人の家に行く、というのも避難です。⚠️外の移動が危険な段階になってから避難場所を目指すのは、かえって危ない。⭐️夜のうちに強く降る予報なので、動くなら明るいうちか、雨が弱いタイミングです。
交通は、JR横浜線が7日の始発から本数を減らして運転します。JR東日本が6日19時20分に発表しています。南武線、東海道線、横須賀線、京浜東北線も同じく減便です。⚠️運休ではなく減便なので電車は動きますが、そのぶん駅は混み、所要時間は伸びます。東急田園都市線・こどもの国線と市営地下鉄ブルーラインは6日20時時点で平常運転ですが、大雨のときは徐行や遅れが出ます。時間に余裕を持つか、予定を動かせるなら動かすのが賢明です。
最後に、自分で確認する場所を書いておきます。雨がどこで強いかは気象庁のキキクル(危険度分布)が最も分かりやすく、土砂災害・浸水・洪水の危険度が地図の色で出ます。川の水位と雨量、河川カメラは横浜市水防災情報で見られます。恩田川は高瀬橋と浅山橋に観測所があります。警報の発表状況は気象庁のページです。記事末にリンクをまとめました。
青葉区は坂の街です。同じ区内でも、崖のそば、谷の底、川沿い、台地の上で、危ない条件がまったく違います。⭐️今夜のうちに見ておくべきものは2つだけです。自分の家がどの川の流域か。そして、自分の家が土砂災害警戒区域に入っていないか。この2つが分かっていれば、明日の判断は速くなります。
| 流域 | 避難場所 | 所在地 |
|---|---|---|
| 鶴見川沿い | 鴨志田緑小学校 | 鴨志田町532 |
| 鉄小学校 | 鉄町427 | |
| みたけ台中学校 | みたけ台30 | |
| 市ケ尾小学校 | 市ケ尾町1632-1 | |
| 谷本小学校 | 藤が丘一丁目55-10 | |
| 東市ケ尾小学校 | 市ケ尾町519 | |
| 早渕川沿い | 荏田小学校(都筑区) | 都筑区荏田南町694 |
| 山内地区センター | あざみ野二丁目3-2 | |
| 山内小学校 | 新石川一丁目20-1 | |
| 山内中学校 | 美しが丘五丁目4 | |
| あざみ野中学校 | あざみ野一丁目29-1 | |
| 恩田川沿い | 田奈小学校 | 田奈町51-13 |
| さつきが丘小学校 | さつきが丘8 | |
| 奈良川沿い | 奈良の丘小学校 | 奈良二丁目29-1 |
| 奈良中学校 | すみよし台36-3 | |
| あかね台中学校 | あかね台二丁目8-2 | |
| 奈良小学校 | 奈良町1541-2 | |
| 黒須田川沿い | 黒須田小学校 | 黒須田34-1 |
| 路線 | 9/7の見込み | 内容 |
|---|---|---|
| JR横浜線 | 減便 | 荒天予想の影響で、7日の始発から本数を減らして運転(9月6日19時20分掲載)。駅の混雑と所要時間の増加が見込まれます |
| JR南武線 | 減便 | 同じく7日始発から本数を減らして運転 |
| JR東海道線・横須賀線・京浜東北線 | 減便 | 7日始発から本数を減らして運転(東海道線の小田原以西・伊東線は運転見合わせ) |
| 東急田園都市線 | 平常 | 9月6日20時時点で平常運転。⚠️大雨時は徐行や遅れが出ることがあります |
| 東急こどもの国線・大井町線 | 平常 | 9月6日20時時点で平常運転 |
| 横浜市営地下鉄ブルーライン | 平常 | 9月6日20時時点で平常運転 |
| 小田急線・相鉄線 | 平常 | 9月6日20時時点で平常運転 |
| 段階 | 意味 | このときすること |
|---|---|---|
| 水防団待機水位 | 水防活動の準備を始める目安 | 気にしなくてよい段階です |
| 氾濫注意水位 | 水位の上昇が見込まれる | 最新情報に注意する。持ち出すものをまとめておく |
| 避難判断水位 | 一定時間後に氾濫の危険がある | 避難情報を確認する。⭐️高齢の方や小さいお子さんがいる家庭は、ここで動くのが正解です |
| 氾濫危険水位 | いつ氾濫してもおかしくない | 身の安全の確保を最優先に。⚠️外を歩く移動はすでに危険な段階です |