2026年6月、このサイトのXで「青葉区で住みたい駅は?」と聞いたところ、1位は青葉台でした。たまプラーザとの接戦でした。では、実際にいちばん人が乗り降りしている駅はどこか。東急が公表した2025年度の1日平均乗降人員を、青葉区の9駅で並べると、答えはあざみ野でした。住みたい駅と、使われている駅は、同じではありません。
2025年度の1日平均乗降人員は、あざみ野が120,498人で区内最多。青葉台が100,099人で続きます。あざみ野は、市営地下鉄ブルーラインとの乗り換え駅です。
商業施設でにぎわうたまプラーザは80,825人で3位。1位のあざみ野とは、約4万人の差がありました。
こどもの国線の恩田は1,012人で、区内でいちばん少ない駅です。1位のあざみ野とは、100倍以上の差があります。
2026年6月、このサイトのXで「青葉区で住みたい駅No.1は?」と4つの駅から選ぶ投票を行いました。1位になったのは青葉台。2位のたまプラーザとは、接戦でした。
住んでいる人や通ったことのある人の感覚では、青葉台が「住みたい」と思われたわけです。では、いちばん多くの人が行き来している駅は、同じでしょうか。
東急電鉄が公表している2025年度の駅別乗降人員を見ると、青葉区でいちばん多いのはあざみ野で、1日平均120,498人。2位の青葉台は100,099人で、約2万人の差がついています。3位はたまプラーザの80,825人でした。
あざみ野が多い理由は、路線にあります。あざみ野は東急田園都市線と、横浜市営地下鉄ブルーラインが交わる乗り換え駅です。ブルーラインで新横浜や横浜方面へ向かう人、センター北・センター南へ向かう人が、ここで乗り降りします。1つの駅に2つの路線が集まっているぶん、人数が多く数えられます。
一方、たまプラーザと青葉台は田園都市線だけの駅です。商業施設のにぎわいでは負けていませんが、乗り換えの人がいないぶん、数字は小さくなります。
乗降人員が多い駅が、住みやすい駅とは限りません。数字には、乗り換えや通勤・通学の通過が含まれます。住んでいる人の数や、買い物の便利さとは、別の物差しです。
たとえば、たまプラーザ駅の周辺には商業施設が集まり、住環境も人気があります。青葉台は駅前の再開発が検討されている街です(別の記事でまとめました)。数字だけで街の良しあしは測れません。
それでも、「どの駅に人が集まっているか」を知ると、街の形が見えてきます。
反対に、区内でいちばん少ないのは、こどもの国線の恩田駅で1,012人でした。1位のあざみ野とは、100倍以上の差があります。
恩田は駅周辺に住宅や畑が広がる小さな駅で、2000年にできた区内でいちばん新しい駅です。乗降人員でも、その規模がそのまま出ています。
同じ青葉区の駅でも、1日に1,000人しか乗り降りしない駅と、12万人が乗り降りする駅がある。これが、青葉区という街の姿です。
| 駅 | 乗降人員 | 路線 |
|---|---|---|
| あざみ野 | 120,498 | 田園都市線・市営地下鉄ブルーライン |
| 青葉台 | 100,099 | 田園都市線 |
| たまプラーザ | 80,825 | 田園都市線 |
| 市が尾 | 39,425 | 田園都市線 |
| 江田 | 32,331 | 田園都市線 |
| 藤が丘 | 25,968 | 田園都市線 |
| こどもの国 | 10,326 | こどもの国線 |
| 田奈 | 9,652 | 田園都市線 |
| 恩田 | 1,012 | こどもの国線 |