市が尾駅から歩いて2分、国道246号沿い。2025年3月にオープンした「焼肉 ひの香」に行ってきました。正肉は山形牛、内臓は芝浦の神谷商店から直送。子ども連れでも気兼ねなく入れる一軒です。
正肉は山形牛、内臓は東京・芝浦の神谷商店から直送。どちらか一方に寄せる店は多いのですが、ここは両方を看板にしています。焼肉屋としての品揃えがそのまま強みになっている一軒です。
サシの入り方を見てもらえば分かりますが、どの皿もはっきり質が高い。そのうえでタレや塩の当て方が過剰でなく、肉の味が前に出ます。これは行ってみて一番感心した点でした。
タン塩は厚みがあって歯切れがよく、中落ちカルビは脂の甘さがしっかり出ます。焼いた一枚をごはんに乗せるのが正解でした。サイドのチョレギサラダ、締めの冷麺も手が抜かれていません。
市が尾駅の西口を出て、国道246号に向かって歩くとすぐ。ロイヤル市ヶ尾の1階に、「山形牛焼肉」と書かれた提灯が下がっています。2025年3月25日オープンなので、まだ新しいお店です。
この店の作りがはっきりしているのは、正肉と内臓の仕入れを分けているところです。正肉は山形牛、内臓は東京・芝浦にある神谷商店から直送。芝浦は都内の食肉市場で、鮮度が要る内臓をここから引いているお店は、その一点だけで信頼できます。
まずタン塩から。厚みのある切り方で、焼くと縁が反り返ります。噛んだときの歯切れがよく、塩とレモンだけで十分。続くカルビと中落ちカルビは、写真のとおりのサシです。中落ちカルビは脂の甘さが強く出るので、焼いた一枚をごはんに乗せるのがよかった。焼肉屋でこれをやると失敗しないのですが、ここは特に合いました。
焼きしゃぶも頼みました。薄切りをさっと火にくぐらせるだけで、脂が溶けて口の中で軽く消えます。焼肉の合間に挟むと、重さをいったん流してくれる一品でした。内臓系は芝浦・神谷商店から直送されているので、次はそちらを目当てに行くつもりです。
感心したのは、サイドまで手が抜かれていないことです。チョレギサラダは野菜がしゃんとしていて、焼肉の合間に食べる意味がある。締めの冷麺もきちんと作られていて、これだけ食べに来てもいいくらいでした。
スタッフの方の感じもよく、子ども連れでも気兼ねなく過ごせました。焼肉屋は子連れだと気を使う場面がありますが、ここはその心配がありません。家族で行ける焼肉屋として、市が尾では覚えておいていい一軒です。